下北沢・スペイン料理

Taula (タウラ)

2020年2月オープン。
大人がしっかり楽しめる、下北沢の本格スペイン料理店

今年2月にオープンしたばかりのスペインレストラン、Taula(タウラ)。
店名はカタルーニャ語で「テーブル」を意味するということ。
伝統的なスペイン田舎料理と、自然派ワインが楽しめます!
新しいこともあって、非常におしゃれで綺麗な店内です。
平日夜に行ったのですが、この日はオーナーシェフがお一人で回していました。

・立地は?

下北沢駅西口改札北側より徒歩7分、鎌倉通り沿いにあります。
同じく鎌倉通り沿いにはフレンチビストロ「ユリイカ」や「魚真」などが並んでおり、お手軽に、落ち着いて美味しい料理が食べられる店が多い印象です。
近くだと「カレーの惑星」など、オリジナリティの高いカレー屋さんが多いスポットでもありますね!

・メニュー、食べたもの

料理はタパスで1,000円前後、メインは2皿分で3,000円前後のものが多いです。
お酒も少し頼み、二人で総額9,000円分ほどいただきました。

●お通し :一人500円
席料がかかるのですが、お通し的にピンチョスが出てきます。
この日は自家製ソーセージと魚介のマリネ。
ソーセージは脂身に塩気が効いていてお酒が進みます。
マリネはサンマやホタテを使ったさっぱりとしたもの。
ズッキーニがコリコリと食感もよく、日本の酢の物のような涼しげな一品です!
オリーブオイルがたっぷりかかっていて、こちらも白ワインによく合いそうです。

●タパス
・エンパナーダ(ガリシア風パイ) : 800円
パイなのですが、食感は少ししっとりしていて美味しいです。
オリーブオイルの香りが強く香ばしい。これはぜひ頼んで欲しいですね!
具材は日によって変わるようですが、この日はタコをトマトベースで煮込んだもの。
運ばれてきた瞬間、タコの香りが強くただよってきます。
タコとパイとの組み合わせは少し珍しい気もするけど、粉物との相性の良さはたこ焼きが証明していますね!
煮込んだあと相当しっかり水分を飛ばしているのか、細切れのタコにしっかり歯ごたえがあります。
トマトの甘みがしっかりするソースとの組み合わせも美味しいです。

・フォアグラのソテーとメンブリージョ 1000円
スペイン語の料理名は知らないものも多く、シェフに説明を聞いたりネットで調べたりして注文。
「メンブリージョ」は西洋カリンをレモン汁を煮詰めたジャムだそうです。
チーズと合わせて食べることが多いのだとシェフが説明してくれました。
ネットで調べてみると、羊羹と非常に似た見た目をしていますね。

そのメンブリージョとシェリー酒のソースを合わせてフォアグラをいただきます。
フォアグラは生臭さがなくさっぱり美味しい!
このソースは酸味のある蜜のようで、近いといえばミキプルーンにも似た舌触り笑
バルサミコソースが使われることが多いフォアグラですが、ツンとくる酸味がなく、フォアグラの脂に優しくマッチする感じ。

●宮崎県産まるみ豚のロモデオルサ:2900円
メインは豚肉をセレクト。
「ロモデオルサ」は豚肉をハーブやワインに漬け込んでグリルしたもの。
ハーブの香りがスパイシーで美味しい!
グリルした野菜も優しい食感で美味しかったです。
ボリュームもしっかりありました!
他のメニューも含めてメインは調理に時間かかるらしいので早めに頼んでおくのがおすすめです。

●ドリンク
・エストレージャダム:700円
カタルーニャ産の瓶ビール。苦味とコクが特徴。

・オリバレス:グラス 850円
グラスの赤、チルシア地方
値段からは意外でもある、しっかりとした味わいと香り。

・ドイツ産ぶどうジュース
見た目は赤ワインのように深い色。酸味もあってフルーティだけど、すごく濃厚な味。

●次回来たら…?
この日はお腹いっぱいで頼めなかったのですが、「アロスアルメハス(スペイン風あさりご飯)」など魚介料理にも気になるものがいくつかありました。
カタルーニャだけでなくスペインのいろんな地方の料理が楽しめるので、肉と魚気分にあわせて頼んでみたいです。3〜4人程度のグループで訪れるのもいいかと思います!

お店の情報

・住所
東京都世田谷区北沢3-34-6 北沢グリーンビル 1F

・営業時間
[火~土]
18:00~翌1:00(L.O.24:00)
[日]
18:00~24:00(L.O.23:00)
日曜営業、月曜休・月1回不定休

・電話番号
03-5738-8534

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